結婚にかかる費用

事前に必要となる費用

結婚式を開くときには、どうしても事前に必要となる金額を用意しなくてはいけません。
式の当日や直前にはご祝儀としてお金をいただくことになりますが、式を開くための費用はあらかじめ両家で用意をしておく必要があります。
またご祝儀の金額までは事前にはっきりわかるものではありませんので、余裕をもったお金の準備をしておくことが大切になってきます。

かつてはあまりお金をかけない「地味婚」というものが流行したこともありますが、最近では反対にせっかくの人生の晴れ舞台なのだからと、自分なりのこだわりをもってお金をかける個性的なプランが流行しているようです。

費用については、利用する式場や式のタイプ、さらに招待するゲストの人数によって大きく異なってきますが、平均的にはだいたい300万円～350万円くらいでおさまるようにしているカップルが多いようです。

ただしこれはあくまでも一般式場をレンタルし、招待するゲストを70～80名くらいにおさえた場合であるので、ハウスウェディングやレストランウェディング、またリゾート地で行うリゾートウェディングなどの場合にはまったく計算方法が異なってきます。

資金としていくらか貯金をしているのであれば、結婚前までにお互い100万円程度の貯金ができていれば比較的安心して希望の披露宴をセッティングすることができます。

しかし仮に100万円の貯金を持っていたとしても、その全てを結婚式に使うことはできません。
式のあとには新婚旅行もありますし、これからの新生活のスタートに引越しや家具家電の買い直しをするのであれば、そのための費用も必要になってしまいます。

せっかく婚約したのに、お金が大きく絡むこれら準備の段階でなんとなく二人が険悪になってしまったなんてことがあっては非常に残念です。

しっかりと計画をたてる

そのためまずは結婚が決まったらお互いいくらくらいまでなら負担ができるかということをしっかりと計画しておくようにしましょう。

希望のウェディングの形があるのに、手持ちの現金だけではどうしても希望どおりに準備することができそうにないという場合であってもあきらめる必要はありません。

現在は「ブライダルローン」として、結婚式費用という目的に限定したお金の貸出を行なってくれる企業が多くあるからです。
ブライダルローンは銀行など金融機関系で用意がされていることもありますが、便利なのは式場と提携した金融会社からのローンです。

式場と提携があるタイプのブライダルローンでは、人気の式場を優先的に予約できるシステムととってくれていたり、またその他ブライダルに関連するお得なオプションサービスが多くついていたりします。

さらにどの時期にどのくらいのお金がかかるかというシミュレーションを行なってくれたりもするので、費用を計算するときに大変便利に使うことができます。

当サイトでも結婚式に必要な費用を項目ごとに紹介しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。