結婚式場の選び方と費用

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場所によって費用は変わってくる

結婚式にかかるお金は、使用する会場によって大きく相場が異なります。
例えば同じ披露宴を開くにしても、式場にゲストハウスを借りきって行うような「ハウスウェディング」では平均金額は370万円程度とかなり高額になります。

また写真だけのプラン、身内のみで行うプラン等、プラン内容によっても価格は大きく異なります。
反対にレストランウェディングとして施設を借りて会場とするような場合には平均的な費用は260万円程度となんと100万円も平均価格が変わってきます。

披露宴の他にチャペルを借り切って式のみを行うチャペルウェディングでは平均15万円程度で済みますし、同様に神社や仏閣で行うときには平均8万円程度でできてしまいます。
ただ、高額の費用をかけたからよい式になるというわけではないので自分たちの希望により沿ったタイプの式を選ぶようにしていく必要があると言えるでしょう。

例えば、日本人らしく和装で結婚式をしたい!といった場合には、神前式という形式にしたり、
リゾート地で優雅に結婚式をしたい!といった場合にはリゾート結婚式という形式にしたり、
様々な選択肢があるので、どんな式が自分たちらしいか、じっくり考えることが大事ですね。

価格が高くなる時期

同じ式場で開く式であっても、挙式の日付や季節によっては費用が若干控えめになることもあります。
「ジューンブライド」は多くの花嫁さんの憧れですが、やはりそのような人気が集中する時期には同じ会場同じ設備でも価格は全体的に高めになってしまいます。

ただし場所によって6月は梅雨の時期で屋外を歩くことができないなどの不都合があるため、あえて避けられることも多くなっているようです。

一般的にウェディングのオフシーズンとされているのは真冬の時期にあたる11月~2月と、反対に真夏の7月~9月の時期です。
年末年始やお盆の夏休みの時期には先に予定を入れてしまうなどしてなかなか人をうまく集めることができないため、その時期の挙式費用は安くなっていることもあります。

いくら式費用が安くとりやすいからといって、真冬や真夏は礼服・ドレスで出席するにはかなりつらい時期であることは確かです。

自分たちの健康状態や出席されるかたの都合も考えて、できるだけ配慮のある日付を選ぶようにしましょう。

安く抑えるコツ

費用を少しでも安くするための工夫としては、まとめてできるものは一箇所で発注するという方法があります。
例えば挙式と披露宴、借り衣装、メイク、その他小道具の使用などをそれぞれ別々にお願いしてしまうと、自分の方で管理も大変になりますしそれぞれに支払いをしなくてはいけません。

式場によっては一体的に挙式の準備をし、好きなオプションをつけて価格を設定することができるようなプランを用意してくれているので、まとめてお願いして値引き交渉をしてみるというのもよい方法となります。

なるべく安く費用をおさえるため、招待状の発注などできるものを自分ですることを選ぶ人もいますが、場合によってはプランの内容に含まれておりかなり安く利用できるケースもあるのでよく調べておいた方がよいかもしれません。

結婚式はお客さまをお呼びする場所であるので、安易な場所でケチケチするのではなく、上手な節約をしていきたいですね。