仲人にお中元やお歳暮はいつまで贈る?
仲人にお中元やお歳暮はいつまで贈る?
結婚式でお世話になった仲人の方へ、お中元やお歳暮を贈る年数は、3年を目途で考えておくのが一般的になります。
3年という理由については定かではありませんが、
- 石の上にも三年
- 茨の中にも三年
- 商い三年
- 桃栗三年柿八年
など3年一区切りという習慣が根付いていることからだと推測されます。
しかしながら、仲人になる方の関係性によって、ギフトを贈る年数の考え方は変わってきます。
では、自分のたちの仲人さんには、お中元やお歳暮を何年間くらい続け、どんなギフトを贈るのがよいのかを、ここでは解説していきます。
仲人とは
「結納の時も仲人さんは必要でしょうか?」の記事でも紹介しているように、仲人の役割とは両家の間を取り持ってくれたり、結納式、結婚式で進行役や挨拶をしてくれたりする役割があります。
それを担ってもらうのが仲人になる人で、とてもお世話になる人です。
仲人になる人は主に、職場や学校の上司・先輩、恩師、親戚あるいは地域の実力者など日頃から近しい人にお願いしなければいけないと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
仲人の種類
結婚する男女と多少なりとも関係のある人に依頼する場合と、全く関係のない仲人をサービスとして、業者へ依頼する場合があります。
前者の職場や学校の上司・先輩、恩師、親戚、地域の実力者が仲人になった場合には、感謝の気持ちとその後の結婚生活のご報告し、3~5年程度続けることをおすすめします。
その理由としては主に以下の3つがあります
- 仲人の人とより強い絆にするため
- 結婚したときの初心に返り、純粋な気持ちをとり戻せるため
- 親・紹介してくれたかたへの義理
仲人サービス業者(全国仲人連合会など)へ依頼した場合は特に贈る必要はないでしょう。
仲人に贈るおすすめのギフト
お中元、お歳暮ともに定番のギフトとしては「カタログギフト」「ハム・ソーセージなどの加工肉」「ビール・発泡酒」などです。
お中元のに選ぶと喜ばれるものとしては「アイス」、「ゼリー」、「ようかん」などの涼しいお菓子類やフルーツ類が喜ばれます。
一方、お歳暮では、「お鍋セット」、「ご当地グルメ」など温かい食べものや、贈る相手の家族が揃って一緒に食べられるものなどがよいでしょう。
お中元とお歳暮はどっちも贈る方がよい?
基本的に「お中元<お歳暮」で、お歳暮の方が1年を締めくくるもので大きな意味をもち、お中元は半年の区切りです。
金銭面で負担になる方はお中元がおすすめです。
お中元は3,000~5,000円が相場価格だとしたら、お歳暮は5,000円~になるのでお中元の方がリーズナブルだといえるからです。
お中元とお歳暮どちらも贈る必要はありませんが、自分のできる範囲で、仲人の方へ感謝の気持ちを伝えるため、お中元やお歳暮を贈ってみてはいかがでしょうか。