ウェディングケーキの種類と値段

ウエディングケーキにも色々あります

他のパーティーとウェディングとで最も大きく異なるのがウェディングケーキの存在です。
披露宴では豪華なコース料理とともに、一つの大きなケーキを参加者で分けあって食べるウェディングケーキが登場します。

昔ながらのウェディングケーキというと、何段かに重ねられた身長ほどもあるような巨大なものが主流でしたが、あまりにもショウ的な要素が強すぎてケーキそのものの美味しさなどは二の次になっていました。
ですが、お菓子作りの技術向上と披露宴における提供料理へのこだわり志向が強まったことを受け、ここ数年の間にド派手な数段重ねのケーキは少なくなってきています。

現在でも5~8段重ねにもなるような巨大なケーキが作られることもありますが、その場合にはかなり大人数での挙式での使用になります。
ちなみに何段かに重ねるウェディングケーキはスポンジの硬さやクリームでの成形がかなり難しく、相当の腕前を持ったパティシエでないと作ることは出来ません。
安い数段重ねのケーキの場合は可食部はわずかなところのみとなっており、あとはつくりものということもよくあります。
そうしたイミテーションケーキを嫌って、最近では全ての部分を食べることができる生ケーキでウェディングケーキを作りたがる動きが増えてきています。

生ケーキのウェディングケーキ

生ケーキはフレッシュケーキというふうに呼んで区別されることもあり、ほとんどが大きなサイズでスポンジ・生クリーム・新鮮なフルーツを用いて作られます。
このフルーツやクリームでの成形でハート型や四角型などちょっと変わったものにする工夫でオリジナリティを出しているということもあります。

大きな平面式のウェディングケーキの場合、中に二人で考えたデザインで模様を描くなどをすることもできるので、それを分けあって食べるという楽しみが増えますね。

ちなみに、生ケーキで作るウェディングケーキの相場はだいたい5~7万円くらいとなっており、参加者一人あたりで換算すると1000円くらいで作ってもらうのが通常とされます。
そこにオリジナルデザインを注文するとなると、その分オプションとして料金が加算されることになります。

その場合担当するパテシエの存在や腕前などによって値段が大きく変わり、10万~15万円くらいにもなることがあります。
なお、イミテーションケーキの場合の相場はだいたい1~3万円程度です。
せっかくの披露宴で出すウェディングケーキですから、二人で考えを出し合ってこだわりの形と味にしていきたいですね。